臨床的特徴:101人の肝細胞がん患者(男性64名、女性34名、平均年齢67.2±8.8歳)が 13.4カ月(中央値)(0.8-100.8)の治療を受けた。これらの患者のうち84%は背景肝に 肝硬変を伴っており、63%がHCV感染、18%がHBV感染、1%が重複感染、そして9%が遠隔転移を伴っていた。 変法Child-Pughスコア(中央値)は6(3―13)BCLC分類0、A、B、C、Dはそれぞれ36%、25%、20%、14%、6%であった。 AFP中央値は40(0-311000)、PIVKAⅡ中央値は59(0-378000)であった。 過去の治療歴は治療歴なし27%、切除術20%、肝動脈塞栓術50%、ラジオ波焼却療法28%、 エタノール注入療法15%、化学療法14%であった。