全患者101人のうち50人が4種類以上の生薬治療をうけている。 これらの患者では4種類目の生薬が追加されたのは、治療開始8カ月後(中央値)であった。 残り51人が3種類以下の生薬治療を受けている。
27%の患者が過去に治療歴がなかった。 残りの患者のうち20%に手術歴があったが、いいずれも術後の再発症例であった。 他の治療歴として肝動脈塞栓術(TACE)が50%、ラジオ波焼却療法(RFA)が20%、 エタノール注入療法(PEIT)が15%及び化学療法が14%であった。
33%の患者が過去にこれらのいずれか1種類の治療歴があり、40%の患者が2種類以上の治療歴があった。 また生薬治療と並行してこれら肝細胞がんの治療を1種類以上行った患者は38%であった。